Happy Easter 2018

2月は「逃げる」、3月は「去る」と、ときどき耳にしますが、まさにその通り、2月はあっという間に逃げてしまい、3月はあっという間もなく去ってしまいました。

今年は4月1日が復活祭でした。たぶん満月の翌々日だったのではないでしょうか。近所の桜はすでに葉桜になっておりますが、復活祭を迎えると、ようやく春も本番、という気がします。

あまりに忙しいと、ストレスから衝動的に買い物をしてしまいます。去年は、2月に安物の電子ピアノを買ってしまいました。そのことについてはこのブログでご紹介したような記憶がかすかにあります。

今年は、椅子を一つ衝動的に買ってしまいました。これも電子ピアノの余談のようなものですが・・・。やめることなくピアノのレッスンに通っておりますが、相変わらず、練習は行き届かず、なかなか腕はあがりません。肩はもともと年齢の所為であがりません。それはともかく、たまに練習すると、どうも座り心地が悪いのです。何となく座高が合わない気がします。椅子が少し高いのです。そこで、巻き尺で計ってみました。根が大らかな性格なものですから、巻き尺の目盛も大らかに読み取り、「そうだ、座高40センチの椅子が良い!」という結論に至りました。Webで良さそうな椅子を探すこと数時間。やっと見つけた40センチの椅子。ちょっとお高かったのですが、ストレスからの衝動買いですので、「えい、やぁ」と注文ボタンを押してしまいました。

1週間後にお待ち兼ねの40センチの椅子が届きました! 色もよし、形もよし、軽さもよし、と「衝動買いにしては、いい買い物だ」と自己満足。さて、いよいよ電子ピアノの前に40センチの椅子を置いて、試奏です。・・・ん? 低い・・ちょっと厚めの座布団を敷くとちょうどいい高さになりました。が、座布団を敷いて椅子に座るというのは、やはり衝動買いは失敗であった!ということのなのです。

がっかりして元のピアノの椅子に戻しました。背もたれのない椅子で、高さ調整の大きなネジが椅子の横についているのですが、がっかりしながら、何気なくそのネジに手を添えて、回してみると・・・さがる! そうなのです。椅子を買わずに、高さを調節すればよかったのです。なぜそんなことに気がつかずに1年間も座り続けていたのでしょう!・・・しかし5分後にその理由がわかりました。一番低いところに座高面を合わせると、椅子がきしんで、うるさいのです。その「きしみ」を避けるために、わざと椅子を5センチほど高く合わせていたのです。・・・そんなことすらすっかり忘れておりました。

というわけで、今はその「きしみ」に耐えながら、背もたれのない椅子に座って、電子ピアノを弾いております。では、40センチの椅子は? これは、PC用に買った折り畳みの椅子がやはり高くてPCを使う際には不向きだったので、PC用の椅子としてときどき使っております。ま、無駄にならずに済みました。めでたし。めでたし。

 

2018-04-02 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

2018年新春のご挨拶

あけましておめでとうございます。2018年、平成30年の幕があがりました。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

「ムネーモシュネー」第24号をクリスマスまでにすべて発送し、27日にボサボサになった髪をバサッと切ってすっきりする・・・はずでしたが、美容院に行ったあたりから、ん?体調が悪い?こりゃ、困った、と思っているうちに、帰省のための新幹線の発車時間も近づき、何とか乗車したものの、体の節々が痛み出し、名古屋を過ぎたあたりが、痛みのピークでしたが、新大阪に着いた頃には、痛みはとれました。・・・ああ、これはもしや、鬼の霍乱か・・・と思いつつ、元気にドラッグストアで、体温計を風邪薬を買い込んで実家に到着。体温計には2種類あるらしく、瞬時に予測体温を割り出すものと、5分かけて正確な体温を計測するもので、私が値段の安さに惹かれて買ったのは後者だったらしく、とにかくピピッと鳴るのが遅くて、気が遠くなりそうでしたが、やっと表示された数字を見ると、38.4度。ああ、やっぱり。子どものときから、37度台が苦しくて、38度に達するとみかけは元気そうで動き回れる体質なので、そんなことだろうと思っておりました。その日の夜は市販の風邪薬を飲んで、翌朝一番で病院へ。まだお医者が診察していて助かりました。

「たぶん風邪だと思うけど、インフルエンザの検査してみる?」とやや投げやりにお医者に言われて検査を受けましたが、幸い単なる風邪であることが判明。「抗生物質、ほしい?」とどこまでも投げやりなお医者に言われて、お薬をもらいましたが、結局、その薬は一回だけ飲んで、効きそうにないので、市販の風邪薬を飲みながら、実家でせっせと働いておりました。元気そうに見えるので、寝込むわけにもいかず、そうこうしているうちに、風邪薬の小さな瓶も二つ目がそろそろ空になる頃に、今度は帰京の新幹線の発車時間が近づきました。

いざ新幹線の改札を通るぞ、とICカードを改札口でかざしてみると、ピピッと音がするではありませんか。おやもう熱はないし、体温計は鞄の中。今度は何の音かと思いながら、もう一度ICカードをかざすとまた、ピピッと音がして改札の扉が開きません。女性の係員が近づいてきて、磁気不良でしょうかね、といいながら調べてくれました。「お客様、東京駅発になっていますが」・・・東京駅? 新大阪駅? すべてを把握するのに2秒ほどかかりました。ネット予約の時に、乗車駅を間違えて購入してしまったらしいが、そんな原因の追及をしている暇はなく、発車まであと20分。慌てて携帯を取り出して、切符の変更の操作をしようとしたら、携帯がうまくつながらず、とにかく窓口へ。東海道新幹線はJR東海の管轄なので、JR東海の窓口に駆け込み、ここからいかに自分がおばさん化していることが判明するような出来事があるのですが、事細かに説明するのは面倒なので、省略。とにかく、本来なら貯まった新幹線のポイントでグリーン車に乗ってゆったり帰京するはずだったのですが、窮屈な自由席で何とか帰京致しました。

このように年末年始は最悪でした。・・・しかしここでポジティブ・シンキング。年末に熱を出したけれど、お医者に診てもらえて、インフルエンザでなかったし、誰にも迷惑かけずにすんだのですから、めでたしめでたし。切符を買い間違えたけれど、予定よりも1時間ほど遅くなりましたが、自由席に座わって帰ってこられたのですから、めでたしめでたし。

今年も、何とかなるさ~、ケ・セラ・セラ~の精神で過ごしたいと思います。

 

 

 

I

2018-01-04 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

2017年もあとわずか

10月、11月と更新をサボっていたので、12月はその分更新を増やしております。数合わせ? 数を合わせる必要はないと思うのですが、まぁね。

雑誌「ムネーモシュネー」24号も何とか発行できました。毎回思うのですが、発行できたのは奇跡のようなものです。ただ、いつもだと、やる気がなかなか出なくとも、夏頃に、馬鹿力?ではなくて、底力が出て、一気に入稿までこぎ着けるのですが、今年は底力が足りなかったように思います。やはり潮時なのでしょうね。

雑誌「ムネーモシュネー」は25号で、廃刊というのはさみしいので、無期限の休刊にしようと思います。・・・これで最後だと思うと、あれもこれも載せたい、という野望がふつふつと大きくなっております。ふ、ふ、ふ。・・・久しぶりに、不敵な笑い「ふ、ふ、ふ」も出ました。次号も読者の皆様へのクリスマスプレゼントになるように、12月の発行を目指したいと思います。

HPに「ムネーモシュネー」各号の目次だけは載せているのですが、それは2018年の最初の更新のためにとっておくことにします。

今年もこのページにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。来年も不定期の更新になりますが、よろしくお願い申し上げます。では、皆様どうぞ良い新年をお迎えください。

 

2017-12-27 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

発表会

日曜日にピアノの発表会があった。19時開演、と素人のピアノ発表会にしてはかなり遅い時間の開演。別に誰に聞きにきてもらいたいわけでもなく、ただ話のネタに実家の父に話したら、日曜日は「笑点」を見ないといけないからピアノの発表会はパス、と言われてしまった。実の娘のピアノの発表会と「笑点」を天秤にかけるのか、と思ったが、冷静に考えれば、私も「笑点」を見る方がいいかなぁ、と思い、ちとひるんでしまった。「笑点」を見てか見ずかはしらないが、某小ホールは50%の埋まり具合。1時間前のリハーサルの時が一番人が多かったような気がしたが、たぶん気のせいではない。発表会は二部構成で、一部は子どもの部で、二部が大人の部。一部と二部の間の休憩時間に、ホールの人口密度は、さらに下がり、一般的な表現を使えば、「がらがら」となった。

スタインウェイのグランドピアノを弾きにきたと思えば、それなりに楽しい会であった。…と言えば、何となく負け惜しみのように聞こえるかもしれないが、聴衆が居ようが居まいが、楽譜を見ようが暗譜しようが、舞台の上で、本番と思うと、やはり発表会なのであって、アガルのだ。それでも、お風呂で歌をうたうと少しは上手に聞こえるのと同じで、舞台の上で、スタインウェイを弾くと少しは上手く聞こえてる。…… 

ここまで書いてふとウッディ・アレンの映画を思い出した。タイトルは忘れてしまったが、ある音楽プロデューサーが、歌のすごく上手な男性を発掘して、オペラのオーディションを受けさせたら、不合格になってしまった。どうしてあんなに歌が上手なのに、オーディションになると上手に歌えないのか、と原因を探ると、シャワーを浴びながら風呂場で歌っているときだけ、ものすごく上手に歌えていた、ということが判明。その結末は、オペラの舞台上に、シャワー・ブースを設置して、その男性だけシャワーを浴びながらアリアを熱唱し、聴衆を魅了した……ウッディ・アレンらしいストーリー展開であったが、なんというタイトルだったか。そのうち思い出すだろう。

2017-12-12 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

気がつけば師走も5日が過ぎ

驚きました。前回の更新が9月だったとは!ひと月ごとのカレンダーも残すところあと1枚になり、そういえば最近更新していないな~と思い出し、束の間の休息時間を利用してムネーモシュネーの頁にアクセスしてみて上記のごとく、驚いたわけです。

とにかく10月以降、毎日が停止なしのジェットコースターに乗ったような状態でした。今はちょうど緊急停車中のようなもので、「なんだ、この妙な間は!」と疑心暗鬼になりながら、地に足をつけて、周りをキョロキョロと見まわしながら、コーヒーをすすっている、というような状態です。要するに、ふいに暇ができて、かえって居心地の悪い思いをしている、というわけです。

今年の冬至は12月22日らしいですが、そのころやっと雑誌「ムネーモシュネー」第24号が出来そうです。ようやく昨日の夜というのか今日の未明というのか、そういう時間に、印刷所にデータを送ることができました。ごくわずかしかいない読者の間では、「ムネーモシュネー」は廃刊になったと思われていたことでしょう。ところがどっこい、まだ細々と続いておりました。

今から17年前の創刊時にはいろいろな野望がありました。いつの日か表紙の紙はツルツルでピカピカな上等な紙にしよう!とか、広告をとって、いつの日か書店に平積みできるような雑誌にするぞ!とか、あれとか、これとか、いろいろ思い描いておりました。…… 時の流れは無情です。生きるために意に沿わぬ仕事をするということは、精神を蝕むことです。…… ま、そんなこんなの17年でしたが、それでも24号まで来ました。やっとゴールが見えそうです。

 

2017-12-05 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

つかの間の閑散期

先週、今年何度目かの繁忙期を終え、少し時間に余裕ができました。と思ったら、少し風邪気味のようでもあり、ひたするうがいに徹して、風邪気味が、気のせいになるように努めている。

近所の神社では秋祭りらしく、昨日から神輿囃子が時折聞こえてくる。夏の実感が薄いまま秋に突入した感はあるけれど、今朝は、久しぶりにのんびり気分にひたっている、こう朝を迎えることができたのは、何十日ぶり、いや何ヶ月ぶりだろうか。・・・しかしこれが昼過ぎになると、あ~あ、明日からまた仕事かぁ~と憂鬱モードに入ってしまうのだから、やはり常に万物は流転しているらしい。

さて、ピアノを習い始めてはや半年。にわかに発表会の話が浮上した。まだ出ると決めたわけではないけれど、ピアノの先生の上手な勧誘に心動かされ、出ようかなぁ~とややその気になりつつある。その気になりつつある要因の一つは、暗譜しなくて良い、というこの一言。世の中には、暗譜しないで楽譜を見ながら発表会で弾くのを、愚の骨頂とひどくバカにする傾向があるけれど、人前で暗譜を始めたのは、かのフランツ・リストであったらしい。それまでは楽譜を見ながら演奏するのが当たり前であったようだ。ゆえに、リストのサービス精神をまねる必要があるやなしや、と問いたい。となぜいばってこんなことを言うのかというと、私は暗譜に対してトラウマがある。遡れば中学3年生のときのこと・・・。あまりに悲しい記憶なので、ここから先は書けないが、とにかく、暗譜恐怖症なのである。その私に暗譜しなくて良いと言ってくださった先生のお顔には後光がさしていた。

発表会に出る、出ないにかかわらず、曲だけ決めようということになって、一応、先生お薦めの一曲に決まった。楽譜を買って練習し始めたが、何となく気がすすまない。美しいメロディーのゆっくりした曲なのだが、、日頃繁忙期のせわしない時間の流れで生活している私には、「ゆっくり」というのが、合わないらしい。そこで買ってきた曲集をパラパラめくっているうちに、ちょっとせわしげな感じの曲に出くわした。・・・ん?・・・♬♬~~あら? 弾ける? あれれ? 何となく弾いたことがあるような気がする・・・♬♬・・・いつ頃弾いたのか、まったく記憶がないのだが、楽譜を目の前にすると、頭より指が先に動きだして、音を鳴らしている。弾いているうちに、そういえば、弾いたことがあるような、ないような、という程度に記憶がかすかによみがえった。しかし、その記憶はかすみの中のままはっきりしない。しかし、当時ものすごく頑張って練習したらしく、指はしっかり記憶しているのだ。子どものころ習っていたピアノの先生はものすごく怖かった。パトリック・ズースキントの「ゾンマーさんのこと」という短編に出てくるピアノの先生とそっくりなほど怖かった。その先生が「指が覚えるまで練習しなさい」と言っていたような気がする。なるほど、こういうことだったのだ。頭の中の記憶はほぼ消えてしまっているが、指がしっかり覚えていたのだ。・・・と感心するけれど、やはり暗譜恐怖症の克服とは無関係のようだ。心の傷というのは、完全に癒えるということはないようだ。

2017-09-10 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

夏休み最終日

7月にブログの更新をせずに、8月に突入していたことに今日気づいた。そういえば、7月は忙しかったなぁ~、としみじみ思う。

今日は、短い夏休みの最終日。明日からまた仕事かぁ~と思うと憂鬱になる。これは、小学生の頃から夏休み最終日の定番。

今年の夏休みは、ピアノの練習に精を出したという意味では、有意義であったが、それ以外は何もしなかったと意味では、不毛であった。そろそろ「ムネーモシュネー」第24号の編集にかからないといけないが、なかなかその気になれない。

それにしても、天気がすっきりしない。天気予報士さんの話によると、私の行動範囲内では、8月に入ってから雨の降らない日は今のところないそうだ。昨日も夕方からものすごい雷雨だった。激しい雷のときには、スペインでは「天使がボーリングをしている」と言うのだと、聞いた。なるほど。昨日の雷は、きっとボーリング自慢の天使がいて、ストライク続出だったに違いない。

さて、おバカな想像はやめにして、編集作業に取りかかるとします。集中力が持続しますように。

2017-08-20 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

ピアノその後

ピアノを習いはじめて、正確には、ピアノのレッスンを再開して、はや3ヶ月。手こずっていたシューマンの小品を、何とかクリア。ピアノの先生が、お情けで丸印をくださったような気もしないでもないが、深く考えることはやめておこう。

毎回、冷や汗を流しながらレッスンに通っている私を哀れんでか、先生から頂いたいくつかある今週の課題の一つは、バッハの平均律の1番のプレリュード。譜読みの苦労がないので助かる。

それに昔々、高校生の頃に弾いたことがある。・・・どこかで書いたことがあるかもしれないが、あるいは書きかけて、破り捨ててしまったような記憶もあるが、この曲を弾くと、いつも思い出すことがある。その当時習っていた近所のピアノの先生の紹介で、月に一度だけ、関西ではそこそこ有名だったT先生のレッスンを受けられることになった。T先生が亡くなって久しいが、芦屋の山の中腹あたりの住宅地の一画に、T先生のご自宅があった。月に一度のレッスンを終えて、長い坂道を落ち込みながらとぼとぼと下っていくのが毎回の習慣のようなもので、坂道から眺める海の景色によく慰められたものだ。

T先生はややお年を召した紳士だったから、私があまり練習せずにレッスンに臨んでも、声を荒げて怒るようなことはなさらなかった。けれど、練習をサボったことは自分がよく知っているので、先生が優しいほど、逆に落ち込むのである。「レッスン室置き去り事件」という思い出もあるが、ひとさまにお話しするには、あまりにもお粗末な話なのでやめておこう。

バッハは好きかと問われると、これは微妙で、即答はできない。しかし、平均律のあの有名なプレリュード、グノーというフランスの作曲家が、散歩の途中でこの曲を聴いて、「アヴェ・マリア」のメロディーの着想を得たと言われているあの曲は、T先生の思い出とつながっていて、私には特別なものである。

今思えば、あの日、T先生の機嫌がすこぶる良かったのであろう。女子高生が、楽譜をにらみつけるようにしながら、音符を目で追って、必死に指を動かしている姿を想像していただきたい。心に余裕などない様子が一目瞭然であったことであろう。そのとき、ふと、よく通るバリトンの歌声が聞こえてきた。

さ~んクた~♪ まり~あ~♪ さ~んクた~♪ まり~あ~♪ まり~あ~♪ 

え! 先生が歌ってる! すごい! 綺麗な声! 美しい歌声に気を取られて、それまで眉間に寄っていた皺も消え、弾き終えた後には、何とも言えない軽やかな空気に包まれた。

T先生とお話ししているときには気がつかなかったが、先生はバリトンだったのだ。「これはアヴェ・マリアという曲で、バッハのプレリュードに今歌ったメロディーをグノーという人が曲をつけたんだよ。さぁ、はじめからもう一度弾いてくれる? 僕も歌うから」とおっしゃった先生の手には、いつの間にか楽譜が握られていた。

Ave Maria, gratia plena, Dominus tecum,
benedicta tu in mulieribus,
et benedictus
fructus ventris tui, Jesus.

Sancta Maria,
sancta Maria, Maria,

ora pro nobis,nobis peccatoribus,
nunc, et in hora,in hora mortis nostrae.
Amen Amen

先生の歌を聴きながら、指を動かしていると、それまでとは違って、音が優しく流れ出し、心地よい気分に浸れた。musizierenとはこういうことなのだろう。「音楽する」という言葉は日本語では奇妙に響くが、Musikという名詞が、動詞musizierenになった瞬間を体験できたようで、私にとっては、忘れられない楽しい思い出である。

 

2017-06-26 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

日下武史という俳優

2017年5月15日に日下武史さんが亡くなったとニュースで知った。日下武史という俳優・・・中学生の頃からのファンだった。その存在を知ったのは、中学2年生の時だったと思う。その頃はNHKの教育テレビは今よりも良質で、今よりももっとためになる放送番組がいろいろあったが、その教育テレビで、劇団四季の劇場中継を見た。シェークスピアの「ヴェニスの商人」だった。シャイロックを演じていたのが日下武史さんだった。「ヴェニスの商人」が悲劇的に演出され、幕が下りるころには観客に同情、憐憫の念を頂かせたシャイロックに、ひどく感激したような気がする。以来、日下さんのファンになった。いやいや待て待て…もしかすると「桜の園」のロパーヒンを、これも教育テレビだが、見て以来のファンだったかもしれない。いい加減なファンもいたものだ。それはともかく、「かもめ」のトリゴーリンもよかった。初めて劇場で見たのは「この生命誰のもの?」の初演であった。初演のときは、原作に忠実で、役名は外国人名だったが、再演からは日本人名になっていた。日本人名になったのは見たことがないが、変える必要があったのだろうか。ま、それはともかく、FM放送のラジオも聴いた。ラジオ・ドラマで芥川龍之介の「河童」が放送されたのも、聴いた。

演劇を見ている最中は、それほどうまい役者だとは思わないのだが、見終わった後で、じわじわとよかったなぁという思いが湧き上がってくる俳優、というのが、私の日下武史像である。

「ヴェニスの商人」がしばらくぶりに再演されたとき、私は大阪の今はなき近鉄劇場で見た。中学生の頃よりは、少し成長していたが、やはり日下さんの演技に、後からじわじわ感激した。お芝居が終わり、多くの観客の中に混じって、出口にむかってぞろぞろ歩いていると、長い髪の中学生と思われるかわいらしい女の子が、母親らしき女性に話かけている声が聞こえた。「日下武史って上手いね」。…お嬢ちゃん、なかなか見る目があるね、と私は心の中で彼女に話かけた。…日下武史さんの訃報のニュースを聞きながら、そんな記憶がよみがえってきた。

 

 

 

2017-05-18 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan

「お問い合わせ」のページについて

いよいよ復活祭がやって来ます。前回のブログの更新から今日までの間、話せば誰もが大笑いするような失敗をいくつかしでかしましたが、ここに書くには少し旬を過ぎた感があるので、そのうち気が向いて、まだ覚えていたら、ご披露いたしませう。

それはともかく、最近ことあるごとに年を取ったなぁ~と実感します。まず最近多発しているのは、パスワードがわからなくなって、パスワードの再設定を強いられるということ。他にも多々ありますが、数え上げればきりがありません。一番困っているのは、PCに弱くなってしまったこと。若かりし頃は、ブームに乗って、自作PCにも挑戦したことがあったのに、今ではPC買い換えに伴うファイルの移行作業にも手間取る始末。・・・手間取るというよりも、面倒というのか、億劫というのか、まぁ、そういうことです。普通は、PCを買い換えると、以前のものより動作環境がよくなって、より便利になるはずですが、私の場合は、以前のものよりも退化するというよりも、原始化しているような気がします。つまり、ググることができて、文字が打てれば、それで十分という程度です。

そのような状態ですので、「ムネーモシュネーの会」のこのHPも、前のPC時代よりも退化してしまい、「お問い合わせ」のページが機能しておりません。メール機能の設定ができていないのです。そもそも「お問い合わせ」が、どのメールアドレスに転送されるようにしていたのか、それを調べることが億劫で、では、そのページを削除したらいいだろうと思われるでしょうが、削除の仕方ががわからない。・・・若かりし頃なら、何が何でも、そのような初歩的不具合を修正しようと、寝食を惜しんで、あれやこれや頑張ったでしょうが、今では、「ま、いっか」と諦念状態に甘んじております。

というわけで、ただいま「お問い合わせ」ページは、役立たずですので、何卒ご了承ください。

2017-04-15 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan