七夕

今日は令和の最初の七夕だが、一日中天気がぐずついている。織り姫と彦星の年に一度の逢瀬は叶いそうにないようだ。

さて、近しい人から電話があった。この人は多くの人から慕われ、つねに来客が多い。来る者拒まずの精神だが、本人は来客の対応でかなり疲れるらしい。昨日は2人、一昨日は1人、その前は6人もいたとか・・・。この人が大病を克服したことを、みんなが喜んでいるのだから仕方ない。

「話を集中して聞かないといけないから、疲れるんだよね。」おい、おい、私に愚痴るのか、と電話の声を聞きながら思ったが、言わなかった。私ぐらいにしか愚痴をこぼせないのだろう。

電話の内容はどんどん移り変わる。これをわれわれは「迷子」と呼んでいる。話が迷子になる。もともと話に目標はないのだから、迷子になるというのはヘンなのだが、そのあたりは二人とも大らかなので、よいのだ。

迷子の話の中で、この人の住んでいる自治体では、健康診断の無料券が届く、という話に行き着いた。この前は、歯科検診の無料券をもらったという。へぇ、良いじゃないか、と思っていたら、電話の向こうで「歯の検診なんかいかないけどね」という声がした。「せっかくの無料券なのに」、と私が言うと、「驢馬じゃあるまいし」という答えが返ってきた。驢馬の売買の際には、驢馬の口を両手で大きく開けて、歯の具合をみて、驢馬が健康かとか力があるかとかを調べるのだそうだ。・・・想像してみた。・・・確かに歯の検診はいかなくてもいいか、という気になった。・・・

明日からこの人は里帰りをする。術後の検査も兼ねている。お医者はすぐに病名をつけたがるので、お医者には何も言わないと言っていた。それはとても賢明なことだと私も思う。たくさんのデータを集めて平均値を割り出しても、その平均値が自分にとっての最良値とは限らない。

里帰りからいつになったら戻ってくるのかわからないが、とにかく検査結果に異常がないことを祈るばかりだ。

2019-07-07 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan