たわいない話

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今年は11月29日から待降節に入ります。まだ2週間以上先の話ですが、今年はふと思いついて、レープクヘンを買ってみました。レープクーヘンというのは、シュトーレンと並んで有名なドイツのクリスマスのお菓子です。ドイツからの輸入雑貨を扱っているお店で買いました。味見はまだです。

レープクーヘンといえば、ドイツにあるシュミットというお店が有名です。インターネットで注文できるようですが、ドイツから日本への送料など考えると、またこの時期に注文してすぐに届くとも思われないので、シュミットのレープクーヘンはあきらめました。

シュミットの本店はニュルンベルクにあるそうですが、確かミュンヘンにもシュミットがあったような気がします。今では海外旅行はおろか、国内旅行にも行く余裕などありませんが、20年以上前に、友だちと二人でドイツを旅したことがありました。話が長くなるので、レープクーヘンにまつわるお話だけ致しましょう。友だちのお父さんが私たちの旅行を心配して、ミュンヘンでは必ずこのドイツ人一家を訪ねるように、と紹介してくださったのが、ワーグナー家。音楽家のワーグナーとは何ら関係のない、まったく別のワーグナー家。ワーグナー・パパとワーグナー・ママそして、ワーグナー・ムスコの三人家族ですが、とっても個性的な一家で、ワーグナー家の人びとの話はいつかどこかでしたいものですが、このワーグナー家で、私は初めてレープクーヘンをご馳走になりました。細かいところの記憶がかなり薄れてしまっていますが、確か、レープクーヘンを食べるときは、コーヒーではなく牛乳を飲むのがいいのよ、とワーグナー・ママが言っていたように思います。恐らく、レープクーヘンがとっても甘いので、体内のカルシウムを溶かしてしまうゆえ、カルシウムを補うために牛乳が良いのだろう、と自分勝手に解釈しています。

それはともかく、このレープクーヘンを、好き嫌いの多い私にしては珍しく気に入って、お土産に買いたいと、ワーグナー・ママに言いました。すると、「わかったわ。あなたたち、ついてらっしゃい!」とママは私たちを引き連れて、とあるお店に行きました。そのお店が確かシュミットだったと思うのです。・・・ワーグナー・ママは、大柄な、いかにもドイツ女性という感じの人で、それに対して私たちは小柄なものですから、お店までの道中が、まさにカルガモ親子のお散歩のようでした。大股でどんどん進んでいくカルガモのお母さんの後から、2羽の子カルガモが、お母さんを見失わないように、全速力でちょこちょこ追いかけていくかのようでした。右も左もわからないミュンヘンの街中で、ワーグナー・ママを見失ったら、私たちは途方に暮れるしかなくなるので、とにかく脇目もふらず、ひたすらワーグナー・ママの背中を見つめて歩いていたような気がします。あの時迷子になっていたら、今このようにブログなど書いてはいられないでしょうから、迷子にならず、ホントよかったです。

 

2015-11-11 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : konekosan